自分の住んでいる地域は雪がよく降るところで、雪が大量に積もってしまい、雪害などにより「雨どいが傾いた」だけでも火災保険を利用することができます。しかし、そのことを知らない人が多く、地域の人やネットの知り合いなどにも教えてあげたりします。
自分の住んでいる家は、父親からの続いている家で「築50年」ほどになります。そのため、建物が古くなっているところも多くなってきて、雪害を受けてしまったり、近年では滅多に来なかった台風なども来て、家も大変な被害を受けました。
雪害を受けた時などは、自分で火災保険に申請をし、修理業者にいくらかかるか見積もりしてもらって、保障額を保険会社に請求するという流れになるのですが、台風が来た時は、損害が思っていた以上にヒドくて保険会社に火災保険を申請するどころではありませんでした。
そんな時に現れたのが「火災保険の申請代行サービスを行っている会社」でした。自分の代わりに火災保険の申請をしてくれ、修理もその申請代行サービスを行っている会社がしてくれるとのことだったので、「これは良い」と思い、お願いすることにしました。
その火災保険の申請代行サービスの会社には、「損害保険鑑定人」というスタッフが在籍しており、一定規模以上の被害については、鑑定人が調査するようになっているようでした。
それだけ被害が酷かったということなのですが、そのスタッフが言うには「火災保険では80%以上の被害で全壊扱いとなり、保険金が全額支払われますが、79%ならば支払額は大きく減少します。だからこそ、第三者の申請代行業者による調査を加える必要があります。」とのことでした。
特にそれならお願いしたいと思いました。しかし、依頼してデメリットに感じたところは、「報酬料が高い」ことです。自分で請求したら無料なのですが、火災保険の申請代行サービスを利用したら「30-40%」の報酬料を取られます。
確かに、被害にあった箇所の写真を撮ったり、確認したり、申請書類を集めたりと火災保険を申請するのは面倒なことがたくさんあるので、それくらい取られるのも仕方ないと思いますが、後々調べると高い業者では「50%」も取るところもあるそうなので、自分のところに来てくれた業者は、まだ良心的だったのだなと感じました。
今では、無事火災保険が下りて、被害にあったことも修理され、報酬額として30%を支払い、綺麗な家に住むことができました。
火災保険の申請代行サービスはとても便利な業者だと感じましたが、報酬額が高いので「騙されないように気を付ける必要があるな」と感じました。
(あくまで個人の体験談であり事実と異なる場合があります。)