火災保険申請代行

良心的な業者と悪質な業者がいる火災保険申請代行

一戸建ての住宅に住んでいます。場所は、南九州の小都市です。昨年の台風襲来で住宅に被害が出ました。被害の程度は、家が倒壊したなど大袈裟な被害ではなく、屋根の部分が一部、壊れたとか樋が壊れた、窓ガラスが飛散物で割れた程度の被害でした。

保険会社に火災保険は使えないかと問い合わせたところ、窓ガラスが割れたのは台風だとしても屋根や樋については経年変化ではないかと反対に質問されました。とりあえず被害場所の写真だけは証明用として撮影しました。

以前、火災保険に関する申請代行業者がいることはネット等で調べていたので、その中の業者の一つに相談のためのメールを発信しました。

その後は、電話でのやり取りになりました。幸いにも全国に展開している業者だったのですぐに訪れて相談に乗っていただき調査して頂くことになりました。

調査資料とともに申請用のやり方も教わり業者の指導に従って自分で保険会社に被害と工事見積を添付して保険金支払いの申請をしました。

保険申請中に、別の保険申請代行業者がひっこり現れて、台風の被害がなかったかと問われました。もう申請中だから断りましたがしっこく契約を迫ります。この業者は、保険申請代行と建物などの被害修復をセットにした火災保険の申請代行業者だと気付きました

業者は、申請代行に興味はなく建物の修復工事の契約を取りたかったのだと思います。こんな業者がいるから騙されないようにと、注意喚起した広告等をネットなどで予め調べて知識として持っていたのでこの業者と契約するようなことはしませんでした。

このような業者は、被害修復工事の代金を大きく水増しして利益をあげていることが多いそうですから、素人の人を含めて消費者として十分に注意が必要だそうです。

我が家の台風被害については、良心的な保険代行業者の指導に従って申請して思った以上の保険金を頂くことが出来ました。業者には、成功報酬分として保険金の3割弱を支払いました。

料金は保険金が支払われ時だけ、代行業者に支払えばいいという契約だったので、安心して契約を行うことができました。家を訪問して契約を迫った業者にはきっぱりと断りを入れて帰ってもらいました。

もし、こういう業者が突然、現れて、恫喝的に契約を迫ったら契約に疎い消費者は簡単に契約をしてしまうかもしれません。

また、これが一人暮らしの老齢者だったら大変です。騙されて契約をしてしまうことも十分に考えられます。こんな業者には敢然と断れるぐらいの勇気と騙されないための知識を持つことは私たち消費者には必要だと改めて感じました。

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