火災保険申請代行

火災保険の申請代行業者は良心的な業者だけではない

住んでいる住宅が、台風や竜巻、豪雨などの自然災害によって被害を受けた場合に火災保険が適応できるということを理解している人は多いと思います。

しかし、実際に被害を受けて保険の補償申請を実施した人は、あまり身近にいませんし、聞いたことも少ないように思われます。中には、申請が難しくて申請しなかったとか、どんな申請をすればよいのかその方法について十分に知らない人がほとんどだと思います。

こんな時に、役に立つのが火災保険の申請代行業者です。ネットで検索すれば、多くの火災保険を専門とした申請代行業者にヒットします。

その中の多くの申請代行業者は良心的に業務を実施してくれますが、一部の申請代行業者には悪質な業者もいるので注意が必要です。

悪質な申請代行業者と言っても、なかなか、素人にはその業者が良心的か。悪質かをは判断することは難しいと思います。それでは、何をもって判断したらいいのでしょうか。次のような業者だったらもしかしたら悪徳業者の部類に入るかもしれません

悪徳業者と思われるのは、次のような場合です。

例えば、ネットで見つけた申請代行業者が、直接、自宅を訪問し相談したとします。良心的な親身になって相談に応じますが、悪徳業者は代行申請業務だけでなく、被害を受けた住宅の修復工事をセットで依頼してほしいというような注文を付けたりします

悪徳業者は、火災保険の代行申請に興味があるのではなく、被害に遭った住宅の修復工事を請け負うのを目的としているのです。それも、信じられないような高額な見積もりを出して、修復工事を何とか請け負いたいのです。

火災保険の代行申請に重きを置かずに、修復工事を前面に出して話を切り出して来たら注意が必要ですし、そんな業者と契約を交わしたら高額な工事費用が必要だと覚悟しなければなりません。もし、そんな業者だったらきっぱりと断りましょう。

法律を無視した悪質業者だとしたら契約行為そのものが無効ですが、悪徳業者は、法律に触れないぎりぎりの線で契約を迫ってくるので、もし契約してしまったら契約そのものは有効になります

保険の申請代行と修復工事の両方を請け負ってしまったらきっと高額な費用を要求してくることは十分に考えられます。そうならないためにも業者選びには慎重になりましょう。

良心的な業者は、修復工事とは切り離した保険申請のみの申請代行をしているはずですから、そういう業者を選んで火災保険の申請代行業者に業務は依頼しましょう。ネットで見つけた業者に依頼する場合は、特に、注意しましょう。

(あくまで個人の体験談であり事実と異なる場合があります。)

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